ロワールの葡萄畑(フランス)
鴨 川 暮 色 (京都)
旭川美術館の秋
蝉しぐれの町(鶴岡)・・・藤沢周平文学のふる里・・・
’08鐘友美術関西展(第26回)への出品作品について
カネボウOBの美術愛好者が毎年5月に開催するこの展覧会に私は10年以上連続出品を続けています。(主にF15号の油絵)
毎年、その年のキーワードを念頭において作品のテーマを選びます。
’08年は源氏物語の千年紀に因んだ催しが京都を中心に開かれましたし、又、わが関西鶴翔同窓会の総会の会場も京都・南禅寺の「順正」でしたから何と云っても「京都」がキーワードでした。
私の作品は題して“京の夏祭”[祇園祭]です。描いた山鉾は「北観音山」ですが鉾飾りの豪華さを表現するために敢えて細密描写にしました。人物を約30名ほど描き入れて画面にリズム感と活気を醸し出すようにしました。
私の撮った写真の背景には雑居ビルが写っていて、そのまま絵にすると雰囲気が壊れて、構図にも破錠を生ずるので、画面の右手後方に京都のシンボルである東寺の塔(国宝)を入れました。(ポスターなどでよく使われるパッチワーク式表現) 以上
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